<この記事では、発達障害さんの持つ特性を上手に活かせる人と、逆に潰してしまう人との違いを綴っています!>
「発達障害さんを苦しめる『アホの隊長』」
兵隊さんのあいだで語られるこの言い回し、
「アホの隊長、敵より怖い」
ってのをご存じだろうか??
兵隊さんにとって、敵との遭遇は、命が危険にさらされる、とても怖いことなのだけど、しかし、敵と遭遇していないにも関わらず、部隊を全滅させかねない危険人物、それが「アホの隊長」である…
つまり、アホの隊長が考えた、クソみたいな指示のせいで、部隊が混乱したり、無駄に消耗したり、最悪、遭難者や餓死者が出たりすることがある😱
・・で、これはべつに、兵隊さんに限ったお話しじゃなくて、あらゆる世界に言えることだと思う。アホな上司、アホな経営者、アホな親・・
そのアホのせいで、その部下や、社員や、子供が危険にさらされる、そんな人物、一人や二人くらいは、心当たりがあるはずだ。
僕だって、アホの上司についたせいでさんざん苦労した思い出がある…
んで、僕が思うに、いちばん多いのが、伝達能力のない人だ。
要するに、何を言ってるかわからないのである…..この人はいったい、何を指示しているのか、どうして欲しいのか、何度聞いても理解できない。だから余計に時間がかかるし、がんばってやり遂げても「そうじゃない、こうして欲しかったのに」って。あ~もう💧
それは、異常に早口だったり、言葉足らずだったり、「何とかしろ!」みたいな丸投げだったり、色んなタイプがいたけど、とにかく伝達能力が異常に低い人たちだ。
ただ、僕もかつては管理職をつとめてた時期があったので、上司としての苦労も、よくわかる。人に性格にモノを伝えるのはけっこう大変なもの。その気持ちはよーくわかるけど、それを差し引いても「アホの隊長」と言わざるを得ない人物は、過去にたくさんいた。
・・・ところで、これは、とある神社員のお話し✨このお話し、世の中の上司と呼ばれる人たち全員に、知っておいて欲しいなーって思う内容だったのだけど、
それは、ある女性社員の、上司の体験談。それを読んで、すご~く納得したことがあって。それは・・
その人が就職する際、その女性は自分の上司に、
「私は発達障害なので、だいたい、とか、てきとうに、みたいな、曖昧な言い方をされると、とても混乱してしまいます。だから、指示するときは、長くなっても構わないので、明確な、具体的な言葉でお願いします。」
・・・と伝えた。また、とても忘れっぽいので、チェックリストを使わせて欲しい、とも。
その上司も、部署全体の人に向けて「彼女に対してだけじゃなく、誰に対しても、曖昧な言い方はしないこと。常に明確に伝えること」を徹底させ、また、必ずチェックリストを使うよう全員に指示し、自分も実践した。
その結果、その女性のお仕事がしやすくなっただけじゃなく、その部署全体の生産性が、飛躍的に上がったという✨
発達障害の方の「こうして欲しい」は、じつは他の人にとっても、絶大なメリットがあったのだ!
発達障害を、たんなる個性と捉え、何の治療も受けさせず、何の支援もしないのは、絶対ダメだと思うのだけど、
僕はあるいみ、発達障害は、「人間の純粋な形」なんじゃないかなって思うことがある。
だから、そこの会社のように、発達障害の方が生きやすい社会を作っていくと、おのずと、発達障害の方たちだけじゃなく、社会全体が幸福になっていくんじゃないかなーって思います✨
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