うつ病特有の「倦怠感」の正体は？

～このブログは、仕事が原因で適応障害という精神疾患となり、悶絶中のダメリーマンの物語である～

このブログを訪れて下さってありがとうございます♫

「うつ病特有の『倦怠感』の正体は？」

うつ病や適応障害など、精神疾患の患者さんの多くが、その症状のひとつ、「全身の倦怠感」を感じておられると思う･･･

大した事はしていないはずなのに、全身が、猛烈にダルいのだ｡｡｡ベットから起き上がる事すら、ものすごい重労働で、患者さんのなかには、トイレにすら行く事ができず、オムツを利用する方もいるほど。

ひたすらベットに横たわる事しかできず、またそんな自分がみじめで、情けなくて、どんどん落ちていってしまう、なんてことは、ご経験のある方も、多いのではないだろうか？

で！

ずいぶん昔に見た「筋肉の硬化」に関する、ある実験をふと思い出して、そりゃあ疲れて当然やな･･･なんて思ったことがあったので、ちょびっとご紹介させて頂きます！

・・・・・・・・・・・

「うつ病特有の『倦怠感』の正体は？」

その実験とは、アメリカ？だったかな？なんか欧米っぽいとこの専門機関で、「人間の筋肉」のあれのやつを調査しました〜的な感じのもの。

（ずいぶん前に、何かの本で読んだのだけど、探しても見当たらなかったので、記憶を頼りに書いてます💦）

それは、被験者の全身に、専門の計測器を付けて、リラックスした状態から、体の各部位に

「ふんが〜〜！！」

と、力を入れてもらい、その筋肉の硬さの違いを計測する、というもの。

でこの「ふんが〜実験」

が終わったそのあと、

じつはここからが、本当の実験なのだった！

被験者に「これで実験は終了です、お疲れさまでした〜」と伝え、しかし器具は外さずに、被験者に内緒で、

室外で、銃声を流す🔫！

パンパン！！

そしたら、なんと！！

被験者が銃声を聞いた、その瞬間の筋肉は「ふんが〜！！」の時より、ずっとずっと、硬くなっていたことがわかった！

つまり人間は、意識して、ふんが〜！と力をいれたときよりも、身の危険や、強い不安感を感じた時のほうが、無意識に、とんでもないレベルで、筋肉がこわばっているのだ！

で、精神疾患の患者さんは・・・

日常、さまざまな症状に苦しめられている。気分の落ち込み、抑うつ症状、耳鳴り、聴覚過敏、パニック症状、過呼吸・・・

そのせいで、銃声を聞いた時のような、強いストレスにさらされるが多く、常に、体にとんでもない負荷がかかっているのだとしたら・・

そら、疲れますって💦

だって、慣れてない人が、5時間ものハードな筋トレをしたら、あるいは一日中ウォーキングしたら、そりゃもう、グッタリ疲れ果てるはずだ。

そして、精神疾患の患者さんは、症状からくる緊張や、ストレスによって、もしかして、ハードな筋トレ以上に、筋肉が硬直していることが、多いかもしれないのだ。

しかも！

寝ている時も、筋肉の硬直は続く･･･

悪夢によって、やはり同じように、強い緊張状態が続いて、体は常に、ふんが〜！のとき以上に、硬直していることが多いのだろう･･･そんな状態で、疲れなんて取れるわけがない、むしろ、寝ているときのほうがより疲れてしまうだろう…

そりゃ、体が動けなくなるほど、ダルくなって当然だって💦

まあ、これば素人の僕の推測にすぎないのだけども、しかしこの強い倦怠感、おそらく無関係じゃないだろうな｡｡｡

だから、ベットから動けない、何もする気が起きない、ダルくてダルくて仕方ない、そんな辛い日があるのも、それは当然。

だから！

どーせ、寝ても覚めても、どこにも逃げ場のない日もある。だからこそ、せめて自分だけでも「それは、疲れてもしゃ〜ないわ」「動けなくて当然だわ」って、どうか自分を許してあげてほしい。

☆最後までお読みくださって、ありがとうございます！☆

当ブログでは、精神疾患の患者さんやそのご家族の方の心が、ほんのちびっと軽くなるかもしれない、そんな記事を投稿しています。興味のある記事がありましたら、ぜひお読みください！