嫉妬姫【3】

パワハラ
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適応障害リーマンの、かくひです!!!

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~このブログは、仕事が原因で適応障害という精神疾患となり、悶絶しているダメリーマンの物語である~

こちらのブログは、この続き、

嫉妬姫【1】

嫉妬姫【2】

の、最後の【3】です!!!

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前々回に行った公園にある、このよくわからん池を見てて、

何の気なしに、もののけ姫の「シシ神の池」を思い出して、ついでに、シシ神さまに命を吸い撮られた「オッコトヌシ様」のことをふと思い出して、

しばらくボーッと考えてたら、昔の事を思い出して、そいで「嫉妬」をテーマに書き始めたわけだけど…

これ、自分で気がついてないだけで、この一連の連想ゲームには、ちゃんとつながりがあった。なぜ、この池を見て、「嫉妬」を連想したのか。

2で、嫉妬に狂った人間はもはや、動物的感情に振り回されてる、理解不能、制御不能のモンスターだって書いたのだけど…

ところで皆様、もののけ姫覚えてます?

あなたの好きなジブリ作品は?と聞かれて、僕のなかで、間違いなく優勝候補にあがるのが、この「もののけ姫」です。この作品、見れば見るほど奥が深くて…

もののけ姫の冒頭、アシタカが住む村を襲う、一匹の化け物。巨大なクモのような、あの不気味な生き物を覚えてる方も多いと思う。

そしてオッコトヌシも、最期はああなった。

あれは「祟り神」といって、もともとは一匹の猪の神様だった。

それが、強烈な痛み、不安、恐怖に支配され、内側からドス黒いものが沸き上起こり、そしてついに、制御不能のモンスター「祟り神」へと成り果てる。

嫉妬に狂った人間は、あの祟り神そのものだ。

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もののけ姫の冒頭で登場した祟り神は、もとはナゴの守と呼ばれていた、一匹の猪の神様だったが、エボシ御前の石火矢を体に受け、痛みと恐怖に支配されて、ついにあの化け物、祟り神になってしまう。

オッコトヌシもそう。仲間を失い、自分も瀕死の重症を負って、その絶望と恐怖から、あの崇高な猪の長が、醜い祟り神へと変貌していった。

僕はずっと以前に、あの祟り神はいったい何を象徴してるのだろう?って考えたことがあったのだけど、そんときは、うまく考えがまとまらなかった。だけど、

唐突に、あれは「嫉妬に狂ったもの」を暗示してるんじゃないか?って。

不幸な出来事があって、それをきっかけに、人間的な成長をとげる人がいるが、しかしそのいっぽうで、不幸な出来事のせいで、強い劣等感や恐怖に支配されて、関係ない人まで恨み、傷つける、そんな、醜い嫉妬モンスターに成り下がるものがいる。

嫉妬モンスターは、祟り神そのものだ。

そして祟り神は、「恐怖に支配されたもの」の成れの果て。

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パワハラやモラハラ人間は、なぜいつも、人を傷つける毒言葉を吐くのだと思う?

それは、人が怖いからだと思う。彼らがいつも発してる怒鳴り声や嫌み言、あれは本当は、強い劣等感からくる恐怖心を押さえつけようとして、必死で絞り出してる声。あの毒言葉とは、じつは、「泣き声」であり、「叫び」であり、「悲鳴」なのだ。もう、人が怖くて怖くてたまらないのだ。

また、祟り神に触れたりすると、その呪いをもらってしまう。そして、あのアシタカのように、一度呪いを受けてしまうと、それを消すのは、容易なことではなくなる。

まさに、嫉妬モンスターと関わったせいで、精神疾患という「呪い」を受けてしまった被害者そのものだ。

局だって、僕を苦しめたパワハラ上司だって、もともとは、社歴の長い、経験や知識の豊富な、頼れる存在だったのかもしれないが、それはもう、過去の姿だ。

時々、局やパワハラ上司のことを「でも、根は良い人だから」って言ってた人もいた。なぜあんな人間を見て、良い人だなんて言えるのか不思議だったけど、それは、過去の姿、まだモンスターになる前の状態しか知らないからなんだって気がついた。

もうあなたが知ってる過去の姿じゃない。今や、我を忘れた祟り神なのだ。邪悪な呪いを受けるまえに、すぐに離れないといけないんだって、改めて強く思う。

最後までお読みくださって、ありがとうございます!

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