適応障害リーマンの、かくひです!!!
~このブログは、仕事が原因で適応障害という精神疾患となり、悶絶&悶絶しているダメリーマンの物語である~
僕をパワハラで病気に追い込んだクソ野郎、その原動力は「嫉妬」からくるものだった。
そして、そんなふうに、人間が「嫉妬モンスター」へと豹変するさまを、若いころ勤めてた会社の、イジワルなお局様から垣間見た、っていうお話、こちらの続きです👇👇👇
「嫉妬姫 2」
ネットで、心理学者の言う「嫉妬心が強い人の特徴」をいくつか見てみると・・・
・人をすぐ見下す、格下認定したがる
・自己顕示欲、承認欲求が強く、いつも人に認められたいと思っている
・他者からの評価が気になる
・強い劣等感がある
これらの項目は共通してある。
劣等感がある割には、人を見下したがるという、一見矛盾してるように感じるけども、このたびの「局」は、このテンプレのような人だった。
はじめはイジワルだった局だが、しかし、しだいに僕に対する態度は軟化し、局にとっては、僕が、仕事以外のことで会話ができる唯一の存在だった。
そんな頃、局は珍しく、自分の過去を話してくれたのだけど…
局はどうも、若い頃に付き合っていた彼氏が良くない男だったみたいで、彼氏の借金を肩代わりさせられ、さんざん貢がされ、振り回された挙げ句に、捨てられて、その後、自発未遂を図るが、何とか一命を取り留める。
そのあと、精神科に入院し、どうにか退院して、やっと回復したと思ってた所に、子宮の病気にかかる。手術して、何とか命は助かったが、子宮は全摘出され、もう子供は望めない体となった。
また、家族とも相当の事があったらしく、ほぼ絶縁状態だそうで、あたしはどこにいても孤独なのよ…なんて、遠い目をしながらつぶやいていた。
よく考えてみたら、局が攻撃対象に選ぶのは、既婚者、もしくはバツイチでも子供のいる人だった。自分の不幸な過去が、彼女の中で強い劣等感となり、自分が手に入れられなかったものを持ってる人を見ていると、羨ましさを通り越して、怒りや憎しみを抱いてしまう。
でも、もちろん局が攻撃してる人は、局の過去には何の関係もない人だ。その人を恨むなんて、お門違いもはなはだしい、という、誰でもわかる当たり前の理屈を、嫉妬心はいとも簡単に乗り越える。嫉妬心とは、それほど強烈な衝動なのだ。
前編で書いた、僕を病気に追い込んだパワハラ上司も、いったいなぜ僕を選んで攻撃したのか?ってずっと疑問だったけど、それも、局と同じ「嫉妬心」からくるものだったのだろう。
パワハラ上司は、家族、とくに娘たちと折り合いが悪かったそうで、孫にも会わせてもらえないらしい、と人から聞いた。また、パワハラ上司は持病があり、そのせいかどうかわからないが、かなり太っていた。
だから、ごく普通に、家族に恵まれ、健康な体を持つ僕が、憎くて憎くてたまらなかったのだろう。僕を見てるだけで、まるで自分の存在が全否定されたかのような、そんな病的な劣等感があった。
頭では、僕を責めたってしょうがないし、また、今のこのご時世、パワハラしてるとバレたら自分が不利になる、そんなことしても何の得もない、とわかっている。だけど、嫉妬心は、それさえも見えなくなるほどの、強烈な衝動、言い換えれば、
「動物的な衝動」なのだ。
僕が思うに、局やパワハラ上司のような人間は、もともと承認欲求が高く、何かしらの劣等感があり、その反動で、やたら人を見下す、そんな性格の下地があり、
そこに、不幸な出来事が重なって、一匹の「嫉妬モンスター」が生まれるのだろうって思ってる。
気の毒な人たちだとは思うけど、パワハラ上司は言わずもがな、局も大嫌いだ。不幸な過去があったとはいえ、だから人を傷つけて良い理由にはならないし、局のせいで辞めていった人たちはたくさんいただろうし、今でもたくさんの人に恨まれているだろう。
今回のこの「嫉妬姫」、ちょっとした昔ばなしのつもりで書き始めたのだけど、じつはこの「嫉妬」とは、メンタルヘルスのカテゴリーにおいて、壮大なテーマだと、書きながら思った。
僕が思ったのは、2つ。
ひとつは、不幸な出来事があって、その苦しんだ経験から、誰よりも人の痛みがわかる、優しくて懐の深い人間へと成長する人がいて、
そのいっぽうで、不幸な出来事がきっかけで、嫉妬モンスターになる人もいるってこと。以前のブログ「近づかない方が良い患者とは?」でも書いた、寛解するとたんに、患者を見下しはじめる人間も、こっちのタイプだろう。
それからもうひとつ。
嫉妬に狂った人間は、もはや人間ではない。さっきも書いた、文字通り「動物的な衝動」に突き動かされてる。だからこそ、どんな会話も説得も通じない。
それはまるで、傷を負った野犬が襲いかかってくるのを、説得しようとするのとおんなじことだ。牙をむき、こちらに走ってくる野犬に対して、
「待ってください!人を襲っても何にもなりませんよ!下手したら、あなた殺処分されますよ!ね?だからもう辞めましょう!」
なんて言ってるようなもんで、全く無意味だし、それよりも早く逃げないと、こちらの身が危ない。
誰しも、人に憧れたり、時には嫉妬したりすることがある。だけど、それを制御して、時にはそれをバネにして成長する、それが人間だ。
そして、制御できなくなったら、もはやそれは人間ではない、一匹のモンスターだ。そして残念ながら、いちどモンスターになってしまえば、再び人間に戻ることは難しい、てかほぼ無理だろう。局だって、今でもどこかで、既婚者や子持ちの人に噛みついていることだろう。
嫉妬モンスターは、理解不能、説得不可能だ。無駄にエネルギーを費やすことなく、こちらが傷つく前に、さっさと逃げなければならない。
~次回、同じく嫉妬心をテーマに、もういっこだけ書かせて頂きます💦またこいつ、寒いこと言ってんな、と思いながら見てくださると嬉しいです~
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