言い返せないのは「本能のアストロン」

適応障害リーマンの、かくひです！！！

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言い返せないのは「本能のアストロン」

僕は昔から、酷いことや理不尽なことを言われると、いつも、咄嗟に言い返すことができなくて、悔しい思いをしたことが何度もある。

その瞬間は、脳がフリーズしたように真っ白になってしまって、何も言い返せなくなって、結局押し切られて終わってしまうけど、

そのあとで「ああ言ってやればよかった！」「こう言い返してやるべきだった！」なんて、あとからあとから反論の言葉が浮かんでくるけど、時すでに遅し｡｡。

そんなふうに、ひとり悔しい思いを抱えて悶々とするなんてこと、今まで数えきれないくらいある･･･

で、いつも。

「何でいつも、咄嗟に言い返せないのだろう･･･きっと僕は頭の回転が遅いんだ、僕は何てバカな人間なんだ･･･」

なんて、言われたこっちは被害者なのに、なぜか反論できない自分が嫌になって、それは自分が悪いんだって思い込んでしまう。また、同じように悔しい思いをされたことのある方も、多いんじゃないかな。

だけど、いろいろ勉強していくうちに、それは決して頭の回転がとか、頭が良いとか悪いとか、そういうこととはあんまし関係なくて、それはじつは

心の防衛本能

なんだってわかって、ちょびっと安心しました♨

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言い返せないのは「本能のアストロン」

ドラゴンクエストって、やったことある方も多いと思う。ドラクエわかんない方には申し訳ないのだけど💦んで、ドラクエには色んな「呪文」があって、そのひとつに「アストロン」てのがある。

アストロンは、最強の守備系呪文で、その呪文を唱えると、一定時間、全身が鋼鉄になり、どんなダメージも受けなくなる！

がしかし、全身が鋼鉄化してるため、自分たちも何にもできなくなるという💧まあ、そんな使い勝手の悪さから、なかなかの不人気呪文だったな💦

で、なぜ突然ドラクエ話をしたのかというと、咄嗟のときに脳がフリーズするあの現象は、そのアストロンとほぼ同じ効果だってことが言いたかったからである（←まわりくどい）

後から反論の言葉が浮かんでくるということは、じつは相手の主張のどこが間違ってるのかが、ちゃんとわかってるってこと。だから、判断能力がないわけじゃない。なのに、その瞬間、頭が真っ白になってしまうのは、心の防衛本能が、ちゃんと機能してる証拠だ。

つまり、反論しようと思えば、できる。だけど脳が「やめとけ！」って言って、あえて思考をフリーズさせてるんだって！

脳ってのは、普段僕たちが使ってるスマホよりもずっと高性能だ。脳は、これ以上論争を続けると、精神にもっと大きなダメージを受けてしまう、これは危険だ！と瞬時に判断して、自分にアストロンをかける。

さっきも言ったように、アストロンがかかると、しばらく何の行動もできなくなるけど、そのかわりに、一切のダメージを受けなくなる。

心にアストロンをかけ、精神に受けるダメージを最小にとどめ、身を守ることを最優先する、これ以上心に傷を受けないように、あえて脳の働きを鈍らせる、それは、心の持つ防衛本能。

・・・これがもし、アストロンが使えない脳だったら、どんどん精神は削られ、あっという間に危険な状態に、取り返しのつかない状態になってしまうだろう。

咄嗟のときにフリーズしてしまう、それは間違っても、頭の回転が遅いからとか、頭が悪いからとかでは決してない。それはつまり、脳が正しく機能してる証拠だ。

時に、悔しい思いをすることもあるけど、それは決して人より劣ってるからじゃない。むしろ、脳としては高性能なんだってことを覚えてて欲しい。

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