「逃げる」すなわち「生きる」なり

パワハラ
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適応障害リーマンの、かくひです!!!

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「逃げる」すなわち「生きる」なり

僕は40代なかばのおっさんなのだけど、中学生のときに患った「厨ニ病」の後遺症で、ときどき、

教室に乱入したテロリスト相手に無双する

という妄想をいまだにすることがあるのだけど、しかしそれは妄想で楽しむだけにしとかないといけない。というのも・・・

・・・田村装備開発っていう会社をご存じですか?

この会社、埼玉県東松山市にある「防犯」の専門会社。ここの代表取締役の田村忠嗣さんは、もと警察本部の、RATSと呼ばれる特殊部隊(テロ対策・人質救出を主任務とする部隊)の出身であり、現役時代は天皇陛下の警護にも携わっていた。

また他の社員さんも、元陸上自衛隊の特殊部隊出身や、元フランス外国人部隊などなど、いわゆる「戦闘のプロ」たちの、そうそうたる顔ぶれ!

でこの田村装備開発は、その技術を生かして、とくに子供たちを犯罪の脅威から守るため「護身」の指導・訓練を専門としてる、そんな会社。

先日、この田村装備開発の代表、田村忠嗣社長の動画を見たのだけど、それはある大学で、田村社長が「護身」についての講義をされてた時のもので、それを見て僕は感動しました✨

田村社長のような、戦闘の、そして護身のプロフェッショナルが、繰り返し、繰り返し、語っていたのは、

「逃げることの大切さ」

でした。

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「逃げる」すなわち「生きる」なり

田村社長が、その講義のなかで、2018年に実際に起こった凶悪事件である「東海道新幹線内での、無差別殺傷事件」、犯人が鉈を手に、つぎつぎと乗客を切りつけていった、あの凶悪事件を例にあげ、講義を聞いてた学生さんたちに質問していた。

「みなさんが、もしあの場に居合わせたとして、どう行動するのが適切でしょうか?」

学生さんからは「スマホで助けを呼ぶ」「大声で助けを呼ぶ」「被害者の救護」「何か投げられるものを探す」などなど、色んな回答があった。田村社長は、それらはすべて間違っていないです、と前置きしつつも、

「一番は、全力ダッシュで逃げること。それが一番です。このことを必ず覚えておいてください。」

・・・と語っていた。

というのも、この田村社長、過去に「無差別殺人が発生したときの訓練」に参加したことがあるという。そのとき田村社長に命じられた役割は、「犯人役」だった。

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その依頼どおり、田村社長は訓練会場に乱入し、おもちゃのナイフでつぎつぎと人を切りつける!そこにいた人々はみな、警察官や自衛官だったのだけど、なんと120名の参加者のうち、生き残ったのはわずか20名だった。(生死判定は現役自衛官の審判が行ったそうです)

犯人役が、田村社長のような戦闘のプロだったからっていうのもあるけれども、しかし参加者も、それなりに訓練を積んだ人たちである。それでも、生存確率はそのくらい低かった。また、助かった20名はみな「真っ先に逃げた人」だったという。

犯人に、脅威に立ち向かい、そして制圧できるのは、鍛錬を積んだプロだけ。日頃からそういう鍛錬を積むのもいいけど、田村社長は、

「それよりも、毎日200mダッシュをして、逃げ足を鍛えてたほうがいい。その方が生存確率はずっと上がります。」

とも語っていた。

この、田村装備開発が取り組んでいるのは、犯罪や無差別殺人などの「物理的な脅威」から身を守るための術だけど、僕は「精神的な脅威」から身を守ることについても、大いに活用できるものだと思った。

自分が病気を経験して、やっと気づけたこと、それは過去ブログでもさんざん書いてるけども、それは田村社長がおっしゃる通り、

「逃げることの大切さ」

です。

僕は、日々ひどくなるパワハラに、逃げずに耐え続け、ついに精神疾患を発症したが、しかし、主治医の助けもあり、ギリギリのところで逃げることに成功した。だからこそ、こうして生きていられるのだと思っている。

だけど・・・本当に残念なことだけど、毎年2万人以上の方が、自殺により亡くなられている。ちゃんと逃げるという選択肢を知っていれば、救われた命もたくさんあっただろうと思うと、胸が締め付けられる。

また、その田村社長の大学での講義のなかで、ドッキリ的に、講義中にテロリストが乱入してくるという仕掛けをしていたのだけど、ほとんどの学生は「???」みたいな顔でその場に立ち尽くしてるだけだった。もしこれが本物の無差別殺人者だったら、講義室にいた学生の多くが命を落としていただろう。

つまり、かつての僕を含め、ほとんどの人は「逃げ慣れていない」のだ。

これは、物理的な脅威に対してだけじゃなく、精神的な脅威に対しても、まったく同じことが言えると思う。

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だから、いついかなるときも、常に「逃げること」を想定しておくこと。頭の中に「逃げるという選択肢」を必ず置いておくこと。

もちろん、何でもかんでも逃げたらいいとは思わないけど、精神的な脅威にさらされたとき「いまここで耐えるべきか?それとも逃げるべきか?」と、自分に問いかけて欲しい。

僕がTwitterのプロフ画像にしてるのがコレ

これは自分で作ったものなのだけど・・・

「逃げる」コマンドしかない勇者。これは自虐的な意味ではなく、

逃げることができるのが本当の勇者だ!っていう、僕なりのメッセージでもある。

「逃げる」すなわち「生きる」なり。

☆最後までお読みくださって、ありがとうございます!☆

当ブログでは、生きるのにほんのちょっと疲れた人の心が、ほんのちょっと楽になる記事を投稿しています!興味のある記事がありましたらぜひお読みください!

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コメント

  1. 沼田晃歩 より:

    「逃げる=卑怯」みたいな刷り込みをされていますからね。
    でもまともに戦っても相手はモンスターだし、私たちが持っている常識や良識という武器は役に立たないし(笑)
    逃げる一択なんですよね。
    あと確かに「とっさに逃げる」って難しいなと感じました。
    フリーズしちゃいます。
    逃げる意識は持っていたいと思いました。

    • kakuhi-ts より:

      沼田さー--ん!!!
      いつもお読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいです♫

      返信おそくなってごめんなさい💦

      そうなんです!!!逃げる=卑怯者、弱虫、情けない奴・・・そういうイメージしかありませんからね💧でも本当の闘いのプロは、それが第一だって言ってて、なるほど!!と思いました。

      ほんとそう、おっしゃる通りで、ハラスメント人間はモンスターです。常識や良識なんてありません。「恥」も「罪悪感」も一切ないから、どこまでも卑怯に、どこまでも残酷になれる。ある意味、無敵なんですよね。こちらが傷ついて消耗するだけだから、絶対に対峙してはならない。

      防災にしてもそうですが、逃げることを想定しておかないと、咄嗟のときにフリーズしてしまうんですよね・・・だから、いつも逃げることを想定しておく、そして逃げ時を見誤らないこと!が大切なんだって気が付きました☆

      沼田さん!!!
      いつもありがとうございます☆感謝してます♫