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僕に適応障害という診断が下されてから、３年近くになる。そしてこの３年は、幼少期を除けば、間違いなく涙を流した回数ダントツ１位な時期だった😭😭😭
ふとしたことがきっかけで、突然体が動かなくなって、涙andヨダレまみれになったり、わけもないのに、耐えがたいほど恐ろしく、そしてたまらなく😱不安になって、思わず涙を流したこと、過去に何度もある😱
そして、そんな泣き泣きリーマンの僕を、ほんのちょびっとだけ癒してくれる、ある歌があって。それを教えてくれたのは、中学生のときの後輩くんである。
その後輩くんは、
ドがつくほどのヤンキーだった。
・・・僕が中学生のとき🍒
僕の立ち位置は、ヤンキーってほどでもなく、じゃあ真面目かっていうとそうでもなく、ましてや優等生では、もちろんない😅
マイルドヤンキーに、しょうゆとみりんを入れて煮詰めたような。当時の僕はそんな、なんとも中途半端な立ち位置だった。
そして、僕のいっこ下の後輩のひとりに、そのヤンキーくんがいて。彼はもう、みごとなパリパリのヤンキーで、しかしコミュ力が異常に高く
バンドつながりで、僕たちともよくつるんでいたし、
また、同じヤンキー仲間だけでなく、オタク方面の友達も、そして校外にも、ほんとに沢山の友達がいる、まさしく陽キャの権化☀のような存在だった。
そんな、ヤンキーの後輩くんが、
ある日、一枚のCDを貸してくれた。
「センパイ！この曲めっちゃいいんすよ！
絶対、聞いてください！！」
「お、おう…」
といって、なかば強引に貸してくれたのは…
中島みゆきさんの、
「誕生」
という歌のシングルだった。
中島みゆきさんの名曲は数知れずだけど、この誕生もまた、しっとりとした美しいメロディで、いい歌なんだよなぁ〜
しかしヤンキーくんには、こんな一面もあるのか！なんて、ちょっとびっくりもした。
そして時は経ち、僕は病気になって、そして泣いてばかりの日々だったのだけど、その時、ヤンキーくんが教えてくれた「誕生」、そのなかのある一節のおかげで、僕は救われたのだった。
その一節とは。
「泣きながら生まれる子供のように、
もう一度生きるため、泣いてきたのね。」
です！あぁ…あのときも書いててひとりでウルウルしたし、今回もまたウルッときます！
涙が流れるのなら、
無理せずそのまま、流してあげたらいい。
そしてそれは、あなたの泣き声じゃなくて、あなた自身の産声。それはあなたが、辛くても頑張って、もういちど生まれようとしてる証拠なのだ。
だから！自分に正直に、泣きたいときはちゃんと泣いてあげること。そうすることで、きっとまた、新しい自分が誕生するんじゃないだろうか✨
なーんてことを考えて、辛い症状のさなかでも、心がほんの少し、楽になるのだった。
しかも。
そのヤンキーくんは、複雑な家庭で育った。
この歌のサビは、
産まれてくれて、Welcome！
である。彼は誰かに、ずっとそう言ってもらいたかったのかな。なんだか、彼がこの歌が好きだったわけが、少しだけわかるような気がした。
人生の道に迷ったとき。
もうだめだと思ったとき。
そして、いっそこのまま、楽になりたい、と考えたとき…
そんなときは、あなたが産まれて最初に聞いた、Welcome!を思い出してほしい。けれどもしも、思い出せないなら、僕はいつでもあなたに言う！
産まれてくれて、ありがとうございます！！
生きててくれて、ありがとうございます！！
ってのは、またまたこの歌の引用です❤
そんなヤンキーの後輩くんは、中学卒業後、その持ち前のコミュ力を活かして、ホストとして大成功していくのだった✨もう、彼とはずーっと会っていないけど、今ごろどうしてるかなぁ〜？
まあ、そんな彼のことだ、きっとどこかで上手くやってるだろうな✨
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