吃音症のこと

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✨このブログを訪れて下さって、ありがとうございます!✨

僕の病名は、適応障害なのだけど、その病気が引き金になったのか、かつて患った吃音症が、また出始めるようになって。

この「吃音症」について、少しでも理解が深まればいいなーと思い、ちょっとお話したいと思います。興味のある方がおられましたら、続いてお読みください!

「吃音症のこと」

吃音症(きつおんしょう)とは、簡単に言えば、言葉が上手く出てこなくなる障害のことで、経験のない方に、何とか、例えで説明すると・・

例えば、あなたが、数千人の観客を前にして、スピーチをすることになったとする。そして、いよいよ本番、ステージに上がり、その大観客を目の前にすると・・・その緊張から、言葉がつまったり、うまく言葉が出てこなくなる感じって、わかると思う。

吃音症とは、それがものすご~く身近なことになる、といえば、わかりやすいかな?大観客を目の前にしなくとも、日常でも、突然それと同じ現象に襲われる、みたいな感じ。

それから、この吃音症は現代病ではなく、ずっと以前からあった。古くは、1936年にイギリスの国王として即位した「ジョージ6世」も吃音症で、その吃音の苦しみと葛藤する姿が、映画化されてもいる。

ほかにも、徳川家光、田中角栄、タイガーウッズ、ブルースウィルス、最近の人では、アニメ監督の細田守さんも、自身が吃音症であることを公表している。

また、落語家の「三遊亭圓歌」さんも、幼いころから吃音症に苦しみ、その克服のため、落語家を目指した。ご自身の落語でも、当時の自分の経験をネタにして、笑いを取っていた。「授業中」っていう演目がめっちゃ有名なので、興味ある方はぜひ聞いてみてほしい!

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それから、この吃音症ってのは(あくまで僕が勉強した範囲ではありますが💦)、生まれつきの方ってのは、ほぼいないと思う。今までは普通に話せていたのが、ある時期を境に、発症する人がほとんど。僕も、中学2年生のときに、発症した。

でその、吃音症の原因は、まだはっきりとわかっていない。だけど、そこには「ストレス」が関係してることは、間違いないだろう。それと、吃音症の人をからかって、その真似をしてると、いつの間にか自分も吃音症になった、という報告も、ほんとにたくさんある。

これをお読みくださってる人は、もちろんそんなことしないだろうけど、吃音症の人の真似をして、からかったりしてると、相手を深く傷つけるだけじゃなく、自分も同じ苦しみを背負うことになる。だから、もしそんな人がいたら、どうかすぐにやめさせてほしい。

それから、いろんな吃音者の方の体験談を読んでて、吃音症には、いくつかパターンがあるんだなってわかった。

ある人は、言いたい言葉の、最初の音が繰り返される症状。いわゆる「どもり」と言われる現象だ。それと、最初の音さえ、まったく出てこなくなる、完全に無言になってしまう人もいるし、特定の音が出てこない、なんて人もいる。

さっき紹介した、落語家の圓歌さんは、どもりがあったのと「さ行」が苦手だった、と語っていた。んで僕は、どもりもあるけど、最初の音が出てこなくなる現象のほうが多いかな。それとあと、僕は「な行」が苦手だ💦

また、吃音症ってのは、どの年代であっても辛いものだけど、いちばんキツイのは、学生さんじゃないかな💦僕も、吃音症を発症した中学生のときは、もう地獄だった💀

とくに、授業中。当てられても、答えられない。答えはわかってるけど、言葉が出てこない。だけど、何とかごまかさないといけない。だから、自分なりに「回避法」を習得しようと、いろいろ試みてたな💦

例えば、当てられたその瞬間、吃音が出なければ普通に答えるけど、もし出てしまったら、わかってても「わかりません」と答えよう、と。

しかし、その「わかりません」の言葉も出ないときは、ワンクッションの枕詞をつけたりとか。「えーと、わかりません」とか「ん~、わかんないです」とか。こうやって、必死にごまかしていた。

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しかしである・・・

これ、吃音経験者なら、ものすご~く、もう間違いなく共感してもらえると思うのだけど、最大の難関が「国語の授業」ですよね💀

よく先生が生徒に、教科書に書いてある文章を、順番に読ませたりすることって、あると思うのだけど、こればっかりは「えーと、わかりません」が使えないのだ💦だって、読む文章は決まってるわけで、つまり、逃げ道は、ない!

だからもうあとは、吃音が出ないことを祈るのみだ。そして、そんなふうに、身構えてるときに限って、吃音が発動するってのも、体験者ならよくご存じのことと思う。

あの国語の時間、辛かったなー😭😭😭

それと、吃音が出る状況。僕の場合は、授業中が圧倒的に多く、休み時間や部活の時は、そこまで多くなかった。で、家に帰れば、もうまったく出なくなる。

あと、「歌」。歌を歌おうとして、吃音が出ることは皆無だったし、多くの経験者が同じように言ってる。

吃音症のラッパー「達磨」さんも、話すことはできなかったけど、ラップに乗せたら、言葉が溢れてきた、と、そう語っている。この現象は、吃音克服の、大きな手がかりになるんじゃないかな。

そしてこの吃音症は、とても辛いものだけど、それが孤独であればあるほど、その苦しみは大きくなるものだ、って思ってる。僕自身、中学生のあのときは、吃音症だなんて言葉も知らなかった。なぜ、こんなになるのか自分でもわからなかった。だから、人にも言えなかった。

そして、こうなるのは、世界でたった一人、自分だけなんだって、ずっとそう思っていた。そんなふうに、いつも一人孤独に苦しんでいた。

これがもし、それは吃音症という名前の障害で、同じような経験をしてる人が、たくさんいるんだ、って、知ってさえおけば、その苦しみも、ずいぶん軽かっただろう。

これは、吃音症に限ったことじゃない。適応障害やうつ病もいっしょで、同じ苦しみを持つ者同士、こうして繋がりを持ち、互いにその苦しみを共感し合うってことが、どれほど大切か、そして、どれだけ救われるか。

こんな小さなブログではあるけれど、きっと、同じように、孤独に苦しんでおられる、誰かの助けになるかもしれないって、そう思ってます。これからも、少しずつだけど、更新していこうと思ってますので、またお立ち寄り下さると嬉しいです☆

✨最後までお読みくださって、ありがとうございます!✨

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コメント

  1. 咲良 より:

    吃音症ではないと思うのですが、言葉が出なく
    て吃ってしまう時があります。
    大抵緊張する場面でやっぱりストレス感じて
    る時です。

    吃音症とは全く関係ないのですが、薬のせいか
    歳のせいか?両方の原因だと思うのですが、
    あれなんて言うんだっけ?思い出せないー!
    というのが最近の悩みです🥲とほほ😮‍💨

    • kakuhi-ts より:

      咲良さん!!!
      こちらも、お読みくださって、ありがとうございます!コメント嬉しいですよ~☆

      いつも返信おそくなってごめんなさい💦

      やっぱそうですよね。。極度の緊張やストレスが引き金になる。だけど、ストレス耐性を付けようと無理してがんばるんじゃなく、そんなストレスを感じるような環境から離れることが先決だなーって思いますね!安心できる環境だったら、自然となくなっていくものだと思います☆

      物忘れ💦僕もありますよ、ありますとも。。😭
      確かに、薬のせいもあると思います。。頭が上手く働かないって、なんとももどかしいもんですよね💦

      咲良さん!!!
      いつもありがとうございます☆感謝してます♫

  2. 七星文 より:

    こんにちは😃

    かくひさんは吃音でしたね。
    以前にも書かれていたような。

    夫は声が出なくなった時期がありました。
    もちろんパワハラ野郎を目にする時でした。
    これも適応障害のストレスですね。

    そういえば上皇后さまも皇后になられた当時、マスコミのバッシングでお声が出なくなられたことがありました。

    症状は人によって違うかもしれませんが、心と身体はしっかり繋がっているのは共通していますね。

    • kakuhi-ts より:

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもお読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいです♫

      またまた返信おそくなってごめんなさい💦

      旦那様も、声が出なくなったっておっしゃってましたよね。。ほんと、パワハラ被害を安易に考えないでほしいですよね、なにせ、反論しようにも、言葉が出なくなる、頭がフリーズしてしまうんですから。だから、加害者はそれを良いことに、無抵抗の相手を、どんどん、どんどん攻め続け、ついに壊れてしまうものです💀

      ご皇室の方でも、なるときもあるのですね。。

      ほんと、心と体は繋がっていますよね、無理にストレスに耐えようとするんじゃなく、ストレスのない環境に身を置くことが、いつも何よりも大切なことだってそう思います!

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもありがとうございます☆感謝してます♫