考え方の賞味期限

うつ病
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日本のことわざに「転石苔むさず」ってのがある。英語圏にも、それとまったく同じ意味の「A rolling stone gathers no moss」でのがあって、どちらも、「転がる石に苔は生えない」と言ってるのだけど、

これ、ちょっと面白いと思うのが、

日本と英国では、このことわざは、「言ってること、やってることが、コロコロ変わる人間は、大成しない」というニュアンス。つまり、変化=わるい!と言ってるのに対して、

米国では「ずっと同じ場所にとどまっていたら、しまいには苔が生えて、めっちゃダサくなるぞ!ヘイジョニー冗談は顔だけにしてくれよHAHAHA!」という意味。つまり、

米国では「変化=素敵やん?」なのだ。

言葉はまったく同じなのに、その捉え方は、じつに正反対😆

この違いは、お国柄が大いに関係してるんじゃないかな?英国や日本は、歴史がめっちゃ長いから、伝統を重んじるのに対して、米国はそこまで長くはないから、比較的自由で、柔軟な発想なんだと思う。

もちろん、伝統を重んじる、受け継いでいくってのは、大事なことだと思う。だけど、「人間の考え方」にかんしては、僕は「米国式」じゃないといけない、って思ってます。

僕がまだ新人だったころの、ある上司。その人は、今でも僕の「師匠」だって思ってる。その師匠がいつも言ってたのは「人間は、日々退化してる🐒」でした。だからこそ、考え方の賞味期限に気を付けないといけないんだ、って。

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「考え方の賞味期限」

僕が、師匠から仕事のイロハを教わって、なんとかひとり立ちすることができて。もともと、あんまし賢くない僕は、とにかくがむしゃらに頑張って、そうこうするうちに、うまいことコツをつかみ、どんどん成果につながるようになってきて、そのおかげで自信がモリモリついて、仕事がめっちゃ面白くなった✨

しかし・・・1年くらいすると、同じようにやってるつもりでも、目に見えて成果が落ちてきて💀いわゆる「スランプ期」だな💧

・・・で、その時の僕は、何を考えてたかというと・・・

「きっと、知らないうちに、以前の調子良かったときと、違うことをしてるんだろうな・・・いけない、あのときをよく思い出して、あのときのやり方に戻さなきゃ💦」みたいな。

しかし、結果はますます悪くなっていって、困って師匠に相談したときに、師匠が言ったこと、それは、僕にとっては、世界がひっくり返るような言葉だった😯!!

「かくひ、お前いま、以前の調子良かった時に、戻ろう、戻ろうとしてるだろ?それがいけないんだ、やってることは、あの頃と変わってなんかいない、むしろ、何も変わってないから、不調になるんだよ」だって!!😯

ほんと目からウロコだった👀!!

師匠が言うには、人間は、日々退化してるんだ、と🐒。いつも同じやりかたばかりしてると、それは、包丁のように、しだいに摩耗して、切れなくなっていく。だから、つねに新しいやり方、新しいツール、新しい知識を取り入れ、古いものと、どんどん入れ替えていかないといけないんだ、って。

衣類だってそうで、何度も何度も着てたら、しだいに、擦り切れたり、ゴムが伸びたりして。以前のやり方に戻ろう、戻ろうとするのは、そんな、もう捨てないといけないような、古くてみすぼらしい衣類を、まだ着ようとするのとおんなじこと。

やり方、考え方には、賞味期限がある。自分で飽きてもくるだろうし、だんだん、時代にそぐわなくなることもあるだろう、だから、人間は同じことに固執しないで、どんどん新しいものを取り入れ、変わっていくべき、というのが、師匠の教えだった✨

けど、我が国はどうしても「転石苔むさず」、変化=悪としがちな文化だから、「ブレない人」とか、「信念を貫き通す人」は、かっちょいい~✨素敵や~😍キャー!ってなるし、

逆に、言うことや考え方が、コロコロ変わる人は「あいつ、信用できねえ!」ってなりがちだ💧

しかしそれは「コロコロ変わる」じゃなくて、「常にタイムリーに、自分をアップデートしている」のかも知れないわけだ。

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・・・だから、お仕事でも、スポーツでも、人間関係においても、最近なんか調子悪いなぁ💧なんてとき、やっぱり、以前と何が変わってしまったんだろう?良かったときのやり方に戻さなきゃ💦と思うことって、あると思うのだけど、

もしかしたら、じつは何も変わってなくて、ただ賞味期限が過ぎているだけのかもしれない。だから、そんなときは、あえて今までのやり方を、ガラっと変えてみるのも、オススメですよ☆

だけど、これを悪い方に解釈して、簡単に約束を破ったり、人を裏切ったり、なんてのはもちろんダメだけど、しかし、時々は「自分、古くなってないかな?」「このやり方、賞味期限切れてないかな?」って気を付けることも大切だと思う。苔が生えて、ダサくならないように、どんどん変わらないとな!

それともうひとつ。

精神疾患を経験された方は、頼んでもいないのに、とてつもない変化の渦のなかに、ぶちこまれたことと思う💧その病気のせいで、ある人は休学し、ある人は休職し、ある人は入院し、またある人は失業し・・・

それはきっと、今までの人生のなかで、もっとも大きな「変化」だったよな。頼んだ覚えはないけどな。

・・・けど、その「師匠の哲学」からすれば、たとえ、望まないものであったとしても、その「変化」によって、人間は研がれ、アップデートするんだって。

この先の世の中は、頼んだ覚えはなくても、猛スピードで、どんどん変化していくだろう。ある部分は進化し、またある部分はワヤになり。世界中の人が、そんな変化の渦の中に、ブチこまれるだろう。そんなときに、僕たちのように、かつてバカでかい変化を経験している人間は、めっちゃ強いのだ。

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コメント

  1. 七星文 より:

    こんにちは😀

    恥ずかしながら、私は「転石苔むさず」をずっと米国式で解釈していました。
    恥ずかし~😝

    ことわざの意味を調べたことがなかったからでしょう。
    感覚的に解釈していましたね。
    偉そうにうんちく垂れなくて良かったわ~😂

    ということは、私の思考は欧米系?
    どうでも良いことなんですが、やっぱり米国式の方が馴染むわ~🍀🍀🍀

    じゃぁ、またね~👋

    • kakuhi-ts より:

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもお読みくださって、嬉しいですよー!!!コメントありがとうございます☆

      「転石苔むさず」、前の時も書いたのですが、ローリングストーンズが、その良い方のイメージで自分たちのバンド名としてるので、米国式の解釈のほうが一般的になったと思います🎸✨

      僕も七星文さんとおんなじで、その米国式のほうがしっくりきますね!僕の顔は大陸系ですけども🤣🤣🤣

      七星文さんも旦那さんも僕も、まるで竜巻に飲まれてしまったかのような、激動の変化を経験しましたよね。。。今回は無理やりではありましたけども💧そうした変化がもたらされるのは、とても良いことなんですよー!!

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもありがとうございます☆感謝してます♫