弱き者の存在意義

うつ病
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「弱き者の存在意義」

以前のブログ「生活保護を止めたらウイルスが蔓延する」で、ケガや病気で働けなくなった人のための、社会保障を否定する人間とは、国家滅亡を企む、やべー奴💀なので、全力で無視しましょう、なんてな事を書いたことがあった。

前回のは、経済学者の「ケインズ」の理論を、僕がパクって、あたかも自分の手柄のように書いたモノなのだけど🤣

社会保障を否定するってことは、経済学的に見ても、バカなことだった。そして、今回は、「生物学」的に見ても、やっぱりその主張は、おバカさんの、浅はかな考えでしたね💦っていう内容です。どうぞひまつぶしに、お読み下さると嬉しいです♫

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「弱者を排除してはいけないワケ」

僕が好きな女性のタイプは?と聞かれて・・・

家電製品とかによくある「強」「弱」を、

「つよ」「よわ」と読むタイプの女性が好きです、と答えたい。

弱肉強食って言葉も、そのまま読むと、残酷な響きだけど、

「よわにく つよしょく」って言うと、なんだか下町の焼き肉屋さんみたいで、おいしそうな感じがしますよね😋

で、社会保障を廃止せよ!という主張はつまり「弱者を切り捨て、強者のためだけのの社会を!」と言ってるわけだけども・・・

・・・これは、ネットで見つけた、「ちょっとアレな投稿者」からの質問で、こんなのがあった💀

「生物界は、弱肉強食があたりまえ。人間も、弱い者は切り捨てて、強いものだけを残して、子孫を繁栄させるべき!そのほうがもっともっと進化するのではないか?」っていう💧

ナチスの優生思想にでもカブれたんでしょうね、しかも「こんな残酷なことヘーキで言えるオレ、サイコじゃろ?」とか思ってるんでしょうね、そんな、いかにもドヤ顔で言ってそうな、なんとも厨二な質問だった。

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それに対して、回答したのは、「生物学者」。その生物学者の、この質問に対する主張とは!

まず、この主張の根本的な間違い、と指摘していたのは💧

「生物界において、弱肉強食の論理は、あてはまらない」

・・・ということです💦

どういうことかというと、例えば、ウサギ。ウサギは、虎に捕食されてしまう。だから、弱肉強食じゃん!と考えてしまいがちだけれども、それは、あくまで個体VS個体のお話し。そうじゃなくて、「種」という視点から見ると・・・?

ウサギは、捕食される側の、弱い動物だけど、しかしその個体数をどんどん増やしている。いっぽう、ウサギより強いはずの虎は、逆にその数をどんどん減らし、絶滅の危機に瀕しているのだとか。

単に、捕食力の強さが、「種」の存続に結び付くわけじゃない。これが「生物界は、弱肉強食ではない」という理由。言われてみれば確かにそうで、強い個体=繁栄する、なのだとしたら、世界中は、アフリカゾウだらけになってしまうわけで💧

・・・で、生物として正しいのは、強者ばかりで社会を構成するんじゃなく、弱者を含め、いろんなタイプの個体が存在する状態、つまり「多様性」のある社会なんだって。

これはどういうことかっていうと、簡単にいえば「グー✊」のタイプの人がいて、いっぽうで「チョキ✌」のタイプの人がいる。この社会では、とうぜん、チョキの人は「弱者」となる。だから、グーの人が、どんどんチョキの人を排除して、強いものだけの、「グー社会」を作り上げてしまったら?

地球環境は、刻々と変化している。ここにもし、「パー✋」の群れがやってきたら、ものの見事に、一瞬で「グー社会」は滅亡してしまう。多様性を否定し、一見、弱者のように見えた人を排除すると、つまり、このような変化に、対応しきれないのだ。

これがもし、グーの人も、チョキの人もいる、つまり、多様性のある社会だったら、その社会は、新たな敵である「パーの群れ」に対抗しうる。個体数は減らすかもしれないが、絶滅することはない。

こんなふうに、一見、弱者のように見える存在、あるいは、今の環境においては「弱者」とされる人だって、いつどこで、どのような環境の変化が起こるかは、誰にもわからない。予測不可能なのだ。だからこそ、多様性、つまり、いろんなタイプの人が共存する社会は、「種」として見たとき、非常に盤石なんだって。

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で、ここからは、あくまで僕の妄想なので、どうか忘れていただきたのだけど💦

「発達障害」と、いわゆる「ギフテッド」の関連性が、研究されはじめている、と聞く。

発達障害の方も、それまでは「弱者」と考えられていた人たちだ。こういう人たちを、排除することなく、保護し、共存してきたからこそ、こんどは、発達障害の方が活躍し、大いに社会を進歩させるかもしれない。

発達障害の方が、こんどは「強者」になる、そんな時代がくるかもしれないのだ。

また、世界情勢、地球環境が、いつどのように変化するのかは、予測不能だ。だから、もしかしたら、目の不自由な人が活躍する時代になるかもわからないし、精神疾患者が社会に恩恵をもたらす、そんな日がくるかもわからない。

だからこそ、いろんな人、「今の基準での」強者も、弱者も、共存する社会、グーもチョキもパーもいる状態が、生物学的に見ても、理想的な状態なんだって。

この考え方をもとに生まれたもの一つが、「保険制度」なんだそうです。ケガや病気で、危機的な状況になってしまっても、加入していた保険のおかげで、なんとか助かる。そうやって、多様性がつねに保たれる。保険制度とはつまり、相互補助、助け合いなのだ。

だから!!

社会保障を廃止しろ、弱者を滅ぼせ、なんて言う奴は、保険も何も、全部解約したらいい。だって、自分は永遠に強者なんでしょ?じゃあ、保険なんかいらないじゃん。そのかわり、どんなヒドい状況になっても、誰の助けも借りず、たった一人で生きていかねばならない。その覚悟があるんならね。

✨最後までお読みくださって、ありがとうございます!✨

よろしければこちらもお読みください!

過去記事「生活保護を止めたらウイルスが蔓延する」

生活保護をはじめとした社会保障を否定する人間がいるけど、彼らは「集団自殺」願望を持つ、カルト信者なのである・・・

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コメント

  1. 七星文 より:

    こんばんは😃

    今回の弱肉強食のお話なんですけど、昔会社の何かの研修で社員を採用するとき優秀な人だけでなく能力のバランスを幅広く採用した方が良いことを聞いたことがあります。

    組織はリーダー、兵隊として働く優秀な社員、そしてあまり働かない社員の構成比率のバランスがある程度必要だということです。

    優秀な人だけの組織では働かない社員へとシフトしてくる人が出てくるだけでイノベーションが起こりにくい。
    ある程度会社に貢献しない社員の存在が強い組織を作るのだという理論だったような。。。

    野球に喩えると巨人軍は他の球団より年俸の高い一流選手だけを集めているにも関わらず優勝できないでいるのはその理屈かな?
    なんて思っています。

    ちょっとそのこととも似ているかなぁ〜と、、、思い出したのでコメントさせていただきました。

    じゃあ、またね〜👋

    • kakuhi-ts より:

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもお読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいですよー♫

      えー!?そうだったんですね!!確かに、バランスの整ったメンバー構成は、大切だなって思います。リーダータイプばっかりだと、まとまらないだろうし、従順な兵隊タイプだけでもダメだし。。

      しかし、あまり働かない社員の存在も大事なんですねー!それは意外でしたね!そういう人たちの存在が、じつはイノベーションが起こるきっかけになるんですか!それは知らなかった!!

      たしかに。金に物言わせて、一流選手を集めて、並べてみたって、それで試合に勝てるわけじゃない💧この理論は、おっしゃるとおり、巨人軍がみずから証明してくれましたよね💦

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      いつもありがとうございます☆感謝してますよー!!