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「禁句」
僕のこのブログを読んで下さってる方は、僕と同じ、精神疾患の患者さんもいるし、そのご家族の方もいる。んで、こんな寒いブログだけども、こうして体験談を発信することで、患者さんにとっても、ご家族の方にとっても、少しでもプラスに働けばいいな、と願っています✨
その、患者さんを見守る、ご家族の方。良かれと思って、患者さんにいろんな言葉をかけてあげると思うのだけど、
しかしそれが、受け取る側にとって「励まし」ではなく、「脅し」になってしまう、そんな「禁句」があることを、身をもって知りました。
・・・で、くれぐれも、どうかご理解頂きたいのが、今回のこのブログは、決してご家族の方々を、批判・攻撃するものでは、全くありません💦
というのも、僕は患者の立場となってしまったのだけど、そうじゃなくて、僕の家族が、僕と同じ病気になってしまったとき、たぶん、僕なら、病気の家族に、その「禁句」、言ってたと思うのです。。。
禁句ってのは、そのくらい身近で、意外な言葉でした。
僕自身の体験を通じて、このことを、ぜひ知っておいてほしいなーって思います!
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「禁句」
まず、精神疾患者に言って欲しくない言葉のひとつが、
「頑張れ!」
です。これは、いちどは聞いたことがあるかもわかりませんが、それが、なぜダメなのかは、知らない人が多いんじゃないかな?
僕たちは、日常的にこの「頑張れ」を使ってますよね。それは、お仕事でも学校でも、あちこちで、「頑張って!」って言葉を、自然と使ってる。
僕だって、病気するまえは、「頑張れよ!」って、何気なく人にも言ってたし、自分でも「頑張ります!」って、普通に言ってた言葉。
健康な人にとっては、頑張る、努力するのは、良いこと、素晴らしいことであり、逆に、努力しない、怠けるってのは、悪いことだ、っていう価値観って、あると思います。けど・・・
病気になってしまったら、この価値観は、逆になると考えて欲しい。精神疾患の人が、頑張る・努力する、というのは、とても良くないことであり、しんどい時に、無理して行動したら、それは回復を遅らせる、下手したら、悪化させる原因となります💀
僕自身も、病気休暇中は、主治医からは「何もしないこと」を命じられました。
※あくまで、僕への治療方針です!具体的なことは、主治医の先生とよく相談されてください!
また、精神疾患の患者さんは、根が真面目な人が多いものです。だから「頑張って!」って言われると、まともに受け止めてしまう。だから、たとえどんなに辛くても「そうだ・・・頑張んなきゃ・・・ああ言ってくれてるんだし、何としても、期待に応えないと・・・」って、ますます自分を追い込み、さらに悪くしてしまう💀
そのくらい、患者さんは、敏感に受け止めてしまうものです。。
つぎに・・・
・気にしすぎだよ/考えすぎだよ
です💧患者さんは、今のこの現状を悲観して、ついマイナスなことを口にすると思います。だから、それを少しでも和らげようと、「気にすんなよ!」って言ってしまうことって、普通にあると思うのですが、
しかし、それは不可能なことなんです💀
このマイナス感情は、どうしたって、頭の中に勝手に湧いてくるもの。機械のように、スイッチをオフにしたら止まるようなものじゃない💦沸き起こる感情、こればっかりはもう、止めようがないんですよね。。
また、「気にしすぎ/考えすぎ」って言われたとしたら、そう思ってしまう自分は、ダメなんだ。。って、さらに悲観的になったり、やっぱりわかってもらえないんだな・・・って、ますます殻に閉じこもってしまって、余計に悪化することも、あると思います。
だから、患者さんがマイナスな言葉を口にしても、それを否定せず、じっと聞いてあげて欲しい。何かアドバイスしなきゃ、と思わなくていい。むしろ、しないほうがいいかも。ただ、辛い気持を聞いてくれるだけでいい。それだけで、救われるものです✨
それから・・・
・調子はどう?
です。これ、自分でも意外でした。僕なら、これ、絶対に言ったと思います💧それくらい、身近な言葉だけど、これを言われると、地味に辛かったです💧
これを言うときは、あたりまだけど、患者さんと会話ができている状態。だから、いつもよりは調子が良いのは、そうなんですが、
それは、「たまたま、人と会話できるくらいの状態が訪れた」っていうだけで、本調子とは程遠いものです。だから、そう聞かれると、返答に困ってしまうものなんですよね💧
あと、さいごに。
これはもう、「言葉の凶器」といってもいいかも知れない💀💧それは・・・
・これからどうするつもり?
です💧これ、患者さんの将来を心配するあまり、つい口にしてしまうこともあるかもわかりませんが、これを言われた患者さんは、数日間は立ち直れないくらいの、甚大なダメージを受けてしまうと思います。
これからどうすればいいのか・・・それは、患者自身がいちばん気にしていること。だけど、人からそれを言われてしまうと、強制的に、むりやり、将来と向き合わされる、というか💀
病気がしんどいときは、将来はおろか、その日いちにち生きるのが精いっぱいなんです💧だから、先のことなんて、とても考えられる状態じゃない。
けど、人からそう言われると、現実をつきつけられて、とたんに、焦りや不安、恐怖感に襲われる、中には、それがトリガーとなって、発作を起こしてしまうこともあるでしょう💀そのくらい、それは危険な言葉。。
このことを、ぜひ知っておいてほしい、と思っています。
けど、繰り返しになりますが、これは決して、家族の皆様を責めるものではありません!先にも述べましたが、もし僕が、患者ではなく、家族の立場だったら、絶対に言ってたでしょう。
この病気のことは、残念ながら、あまり世間には知られていません。そしてまた、残念ながら、検索しても、こんな生の声って、なかなか出てきませんから、そう言ってしまうのも、無理はないって思ってます。
せっかくお読み下さったのだから、この機会に、ちょっと気を付けてあげて欲しい✨
さいごに!!!
いつもブログに書いてることではありますが💧
そういう、患者さんの苦しみを、少しでも理解してあげようと、いろいろ調べたり、勉強したりしてる、ご家族の方。患者さんは、あなたのような、とても理解ある家族に恵まれてる。それは、患者さんにとって、とても幸せなこと、めちゃくちゃラッキーなことなんですよ✨
どうか、その点だけはご理解ください❤❤❤
すべての患者さんや、ご家族の皆様に、心から安心して過ごせる日々が訪れることを、心より願っております!
✨最後までお読みくださって、ありがとうございます!✨
このブログでは、精神疾患の患者さんやそのご家族の方の心がちょびっとだけ軽くなるかもしれない、そんな記事を投稿してます!興味のある記事がありましたら、ぜひお読みください!
コメントは大歓迎ですよー!お送りいただく際は、メールアドレスは省略してください!
コメント
こんばんは
なんかもしかしたら、、わたし、かくひさんにも色んな禁句のオンパレードを並べてたかもしれません💦
ごめんなさい🙇♀️
自分もそうなのに、本当にもう、やー、ほんとにごめんなさい😫
禁句、肝に銘じます!
みんみんさん♫こちらも、お読みくださって、ありがとうございます!
コメント嬉しいです😍
そんなことありませんよ~✨みんみんさんから頂いたコメントで、僕がしんどい思いをした、なんてことはまったくなかったです!なんか、誤解を与えるような内容でゴメンナサイ🙇
それから、他のブロ友さんもおっしゃってましたけども、同じ境遇のブロ友さんなら、安心して受け止めることができるものです。
これは、病気になった患者さんの、ご家族や、同僚、上司の方に、ぜひ覚えていてほしいと思って書いたんですが、言葉足らずですみませんでした💧
みんみんさん♫
いつもありがとうございます☆
おはようございます😃
わぁ〜、これらの言葉、あまり意識してなかったけどひょっとしたら使っていたかも、、、😳
私は夫が顔に出してくれたから、この言葉はまずいんだ❗️って少しずつ理解していったけど、今も自信ないな〜。
まったくの他人だったら使っちゃいますね🥲
まぁ〜それだけ認識されていないからなんでしょうけど。
そして今も自分の言葉を飲み込むことってありますね。
でも逆に夫婦喧嘩は少なくなったけど。。。😅
七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
いつもお読みくださって嬉しいです😍コメント、毎回励みになります♫
これ。。。本編でも書いた通り、ご家族の方も、この病気のことなんて知らないはずですから、言葉の地雷を避けて歩けなんて、不可能なんです💧ご家族だって、悪気があって口にしてるんじゃない、むしろ、良かれと思って、その人のことをを思って言ってるんですよね。だから、その家族を責める気持ちは、まったくありません。
僕だって、病気のご家族の立場だったとしたら、絶対に言ってました。。そのくらい、意外な言葉が刺さるもんなんだなって、痛感しましたね。。
そうなんです、おっしゃる通り、それくらい認識されていない、それが原因なんですよね。国民はもう、深田恭子さんの病名すら、覚えてる人、ほとんどいないでしょう💦だから、ブログを通じて、病気に対する知識が、少しでも広まってくれれば、と願っています✨
七星文さん!!!
いつもありがとうございます☆
こんにちは
「禁句」分かっている「つもり」でいるからふとした時に出ちゃうんですよね。
その後は後悔しかなくて、何度繰り返した事か。
あまりに敏感になりすぎて言葉を選んでると話せなくなっちゃったりします。
本人の体調が悪い時はなおさらですね。
こうして何度かアップしてくれると再確認出来て助かります。
いつもありがとうございます!
tokokokokikiさん☆☆☆
お読みくださって嬉しいです😍コメントありがとうございます☆
これ、自分でも意外でしたねー💦意外と日常的な、身近な言葉が、患者にとっては重く感じるものなんだなって。でも、これって難しいですよね~~~💧患者自身もわけがわからないのに、そのご家族はもっとわからなくて、混乱することって、あると思います。。
ただ、本編でも書いた通り、そうやって少しでも理解しようと努めるご家族の存在、それは患者にとっては有難いことだと思いますよ!適度な距離を保って、焦らせることなく、ゆっくり見守ってあげて欲しいって思いますね✨✨✨
いつもありがとうございます☆