心が弱ってる人に質問しないほうがいい理由

パワハラ
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このブログを訪れて下さって、ありがとうございます!!

僕は、病気する以前から、自分の性格について「自分には厳しく、他人にはテキトー」だと思っていた。(他人にやさしく、とは違って、テキトー、である)これが、病気を経験してから、自分に厳しく、は相変わらずで、他人に対するテキトーさも、より磨きがかかってきたような💦

これが、自分自身に対しても「テキトー」になれたらいいのだけど、まあそんなに簡単にはいかないのだ💦

んで、こんな性格だからなのか、ウチの二人の娘ズは、世間のお嬢さんたちとは違って、JKになると父(僕)と話したがる、という特性を持っている。父さんうれしいぞ。

はじめは、長女ちゃんだけがそうなのかな~と思っていたのだけど、次女ちゃんも、JKになった今、僕とよく話したがって、夜に、親子で取り留めもない話をしてる。父さんうれしいぞ。

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で、ある日の夜。いつものように、次女ちゃんと、なんだかんだと話ししてるとき、次女ちゃんがふと

「刺青を入れてみたい!」

と言って、僕も「いいじゃん!」と賛成✨僕は若い時に、バンドをやってて、まわりのみんなの多くの人が刺青を彫っていた。僕自身は入れてないけど、そんなだから、刺青に対して偏見もないし、ファッションの1つとして楽しむのは良いことだって思うし。まあ、在学中に彫ってしまったら、たぶん退学になるだろうから💦卒業してからね、って。

僕は、女性の彫り師の先生も知ってたし、何なら紹介するよ?って言って。また、次女ちゃんには、刺青ってものの、リスクやデメリットも、きちんと伝えた。その結果、次女ちゃんはビビッて、やっぱりやめとく💦って。

まあ、もし彫りたくなったらいつでも紹介するから、そんときは言ってな~

って言っといたのだけど・・・

あれ?もしかして、こういうのが良いのかな?と、ふと気が付いたことがあって、それは、

?よりも「~」を大切にすること。

です!!!

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「心が弱ってる人に質問しないほうがいい理由」

以前、ある父親の手記を読んだことがあって、それは、「自分は、不登校になった娘との向き合い方を間違えていた」という内容だった。

それは、娘が中学生のとき。学校の人間関係になじめず、よく体調を崩しては、学校を休んでいた。そうこうしてるうちに夏休みに入って、しかし夏休みが終わっても、学校に行くことができず、そのまま不登校になってしまった。

心配した父親は、何度も何度も、娘にこう聞いていた。

「同級生のこと、お父さんから学校に相談してあげようか?」

「勉強についていけないのが心配だったら、塾にでも通ってみる?」

「いっそのこと、転校してみる?」

しかし、娘は首を横に振るばかり。。。そしてついに娘は、父親との接触を避けるようになった。父が家に居るときは、自室に閉じこもるようになり、父が出勤してから、やっとリビングで食事をとる、そんな生活になってしまった。

父親は、その頃の自分を振り返って、こう語っていた。

「娘の将来が心配で、なんとか、元通りに学校に行けるようにしてあげたかった、問題が解決すれば、娘はまた、学校に行けるようになる、そう思っていた」と。

娘を心配するあまり、良かれと思って、色んな解決策を提案してあげたが、それは逆に、娘を追い詰めていた。娘にしてみれば、学校だけじゃなく、家までもが、ストレスを感じる場所になってしまって、ますます逃げ場がなくなっていく、娘っはきっと、そんな恐怖に苛まれていたのだろう。。。

また、父親が心配して、どんなに声をかけても反応しない娘に対して、つい、

「このままでは、社会で生きていけないぞ」

と言ってしまった。その一言が、最大の失言だった、と。

自分は、きちんと学校を休まず卒業し、社会に出る。それが「普通」だと思っていた。我が子が、その「普通の枠」から外れることが、何よりもかわいそうだった。でも、普通ってものは、あくまで自分が考える普通であって、人それぞれ、色んな生き方があるはずだ✨と、そう思い直し、娘との接し方を、改めることができて、それを機に、娘は徐々に回復して、ついに、自然と学校に行けるようになった、と、父親は語っていた。

確かに、社会で生きていく手段は、会社勤めだけじゃない。今の時代、組織に属していなくとも、収入を得る方法なんて、いくらでもある。確かに、学歴があるってことは、選択肢が広がっていい。けど、それが絶対じゃないし、中卒イコール不幸なんて、そんなわけがない。もっと、娘の将来を、柔軟に考えてあげるべきだった、と、その父親は反省していた。

んで、ここから先が、僕の考えなのだけど。。。

このお父さん、良かれと思って、娘にいろいろ提案した、とあったのだけど、それは、語尾に「?が付くことばかりだなー💦と思った。

こんなふうに、すべて、語尾に「?」がつく、つまりは質問だ。僕が思うに、質問って、けっこう、弱ってる人を、さらに追い詰めるもの💀だと思ってて、なぜなら、「?」を言われた人は、つまり、答えなきゃいけないのである💦

しんどい時ほど、思考がうまくまとまらなくて、なかなか決断できないんだよな💦しかし、相手は「〇〇してみる?」と、今まさに自分に問いかけている。。。答えなきゃ。。どっちにするか、今すぐ決めなきゃ。。みたいに、どんどん追い込まれていく💀💦

しかも、相手は「良かれと思って」言っている、そこに悪意はないってことも、よくわかってる。。。だから、せっかくああ言ってくれてるんだから、断ったら悪いよな・・・💀って、質問された人は、そんなことを考えているのだ。

こんなふうに、弱っている人に、質問を投げかけるってことは、その人をどんどん追い詰めてしまうものなのだ。

けど、次女ちゃんとの会話のなかで気が付いたこと、それは、僕は無意識のうちに「~」を多用していたってこと。人に誇れるものなんてほとんどない僕だけど、数少ない、自慢できる要素が、それかもしれない✨

次女ちゃんは、いわゆる「強度HSP」だ。次女ちゃんも、学校の人間関係に悩み、体調を崩しては、学校を休むことが良くあった。けど、僕も嫁様も、良い感じの「テキトーさ」を持ち合わせてて😂次女ちゃんに、いつも「しんどい日は、無理して学校行かなくていいから、そんときは言ってね~」とか、

「途中で帰りたくなったら、迎えに行くから、そんときは言ってね~」なんてことを、時々、次女ちゃんに伝えていた。

この言い方だと、語尾が「?」じゃなくて「~」だから、つまり、答えなくていいのである。はーい、と返事さえしておけばいいし、いざ、しんどくなったら、そんときは休んでいいんだ、帰っていいんだ、そんな選択肢もあるんだ、って思ってもらえるし、

何よりも「親はちゃんと自分のことを気にかけてくれてるんだ」って、そう伝えることができる。そうすれば、心から安心してくれる。

そして、これこそが、良い意味での「テキトーさ」なんだと思う。

我が子を心配するあまり「?」を連発するのではなく、しかし、その逆で、放置、ネグレクトになるのでなく、「~」付きで、いろんな選択肢を知ってもらって、それから、ゆっくりと見守る♨

苦しんでいる人に対しては、このくらいのテキトーさが、ちょうどよい距離感だと思う。

まあ、かと言って「彫り師の先生紹介するから、そんときは言ってね~」は、賛否両論あるだろうけど💦

精神疾患やストレスで、休学したり、休職したりしている人がいるご家庭もあると思う。そんな風に、苦しんでいる家族に対しては、「?」じゃなく「~」に気を付けて、接してあげるのが一番だと思いました✨

最後までお読みくださって、ありがとうございます!!

※コメント欄は、メアド入力を省略してもOKの仕様に改善しました!「まあちょっとヒマだし、かくひの奴にコメントでも送って、からかってやるか😂なんて、心優しい方がおられましたら、ぜひ!お願い申し上げます☆




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コメント

  1. ayamikan より:

    なるほど〜。勉強になります!
    私は息子くんに対していままで「?」
    ばっかりだったなー😅
    目から鱗でした🤗
    かくひさん、ありがとうございます💕

    • kakuhi-ts より:

      ayamikanさん☆☆☆
      お読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいです!!

      はい、自分でもなんだか、発見でした👀✨つい、我が子を心配するあまり、色んなことを提案したり、相手を気遣うつもりで「?」を使ってしまうのは、誰しもそうだと思うんですが、でも、語尾のほんのちょっとの工夫で、ずいぶん印象が違うんだなーっていう発見でした✨

      ayamikanさん☆☆☆
      いつもありがとうございます♫

  2. すーぴー より:

    すごく興味があることを今さら気づかせてくれてありがとうございます🤗
    目から鱗ではないですが、すっごくわかりやすい‼️
    ?ではなく〜。。。うんうん。。

    今日も娘に小言ばっかり多い❗️と切られ😰
    答えを求めない言い方。。うんうん。。

    実践できるよう努力します‼️
    白黒の自分にはなかなかなハードルなんですが😅

    • kakuhi-ts より:

      すーぴーさん♫
      こちらも、お読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいですよー☆

      自分でも、なるほどー!な発見でした👀✨
      そうなんですよ。。。我が子を心配するあまり、つい、色んなことを提案したり、また、強要したくないから「?」を付けてあげる、それも優しさだと思うんです。

      で、そこからもう一歩👣?ではなくて「~」に変えてあげるだけで、受け取る人の印象はずいぶん柔らかくなってくるものなんだなーっていう、自分なりの発見でした✨

      すーぴーさん☆
      いつもありがとうございます♫

  3. ゆきうさぎ より:

    かくひさんおはようございます☀

    同感でした‼️私もブレブレで😣
    そう心がけても、失敗したなーと反省したり

    でも、
    いつでも見守ってるから困った時は言いなよ〜と言っておけば
    子供は、
    自由に出来て、困ったらいつでも力になってくれる
    だから安心して挑戦できる!

    ですよね。改めて振り返る機会をありがとうございます

    私も反省しながら、前に進みます
    今日も良い日でありますように☀️🌼

    • kakuhi-ts より:

      ゆきうさぎさん☆☆☆
      こちらも、お読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいです!!!

      そうなんです!!自分でも発見でしたね👀✨
      確かに、我が子を心配するあまり、つい色んなことを提案してあげたくなる、また、強要はしたくないから、どうする?って、相手の意思を確認しようとする、それも優しさの表れだと思うんですよね☆

      そして、そこから一歩すすんで👣「?」から「~」に変えてあげるだけで、受け取る人の印象は、ずいぶん変わってくるものです✨余計なプレッシャーを与えることがなくて、安心してくれるんだと思います✨

      ほんとですね、これもひとつのセーフティネット、それがあるってわかるからこそ、おっしゃる通り、「安心して、挑戦できる!」んですね!!

      ゆきうさぎさん☆☆☆
      いつもありがとうございます♫

  4. 七星文 より:

    おはようございます😃

    敢えてこちらにコメントさせていただきます。

    「?」ではなく「〜」。
    やっと意味がわかりました。

    確かに‼️
    「〜」だと答えたくなければ答えなくて良い👍

    とっても娘さんのことを思いやった聞き方ですね。
    かくひさんの優しさが滲み出ています。

    私もこの表現使わせてもらおっと❗️😉

    入れ墨•刺青と聞くともう私世代は=ヤ○ザしか思い浮かびませんね。
    実家の田舎町にも組事務所がありました。
    子供の頃ですが、とっても怖そうなお兄さんの入れ墨を見てとっても怖かった印象が今でも残っています。
    組の姐さんたちも入れていましたね。

    今はタトゥーとしてファッションとして入れられるようですが、嫁入り前の娘(昭和感丸出し😅)が皮膚を傷付けるのにはリスクが高すぎ‼️
    娘さん思い留まられて良かったと思います。

    それに刺青の世界もそんなに区分があるなんて知りませんでした。
    一つ勉強になりました
    ありがとうございます♪🍀

    • kakuhi-ts より:

      七星文さん☆☆☆☆☆☆☆
      こちらも、お読みくださってありがとうございます✨コメント嬉しいですよー-(^▽^)/

      はい✨✨自分でも、ナイスな発見👀✨だったなーって思いますね!

      確かに、我が子を心配するあまり、つい、色んな提案をしたり、でも強要したくないから、「?」を付けて、相手の意思を確認しようとする、それも優しさだと思うんです。

      そこから、ほんのちょっとの工夫ですね、「?」じゃなくて「~」に変えてあげるだけで、相手のプレッシャーがずいぶん軽減されて、ちゃんと自分の意思で、助けを求めたり、進むべき道に気が付いたりできる。親から言われたから、じゃなくて、ちゃんと自分の意思で決める、それがまた自信につながっていくのかなーって思ってます✨

      地元に組事務所があったのですね。。
      はい、刺青に怖いイメージを抱くのが普通ですよね。また、刺青なんて自己満足で入れるわけだけど、家族にも迷惑がかかることがある、家族は、本人の自己満足に、一生付き合わされる、といっても過言ではありませんよね💦

      はい、次女ちゃん、刺青のデメリット・リスクをちゃんと聞いてくれて、これも、自分の意思で「やめとく!」って決めました。親から「やめなさい!!」って言われるんじゃなく、自分で判断してくれたので、それが何より嬉しかったです✨

      七星文さん!!!
      いつもありがとうございます♫